
先日、歯周病に関する講演会に参加してきました。ロイテリ菌を扱っているメーカー主催の講演会で、講師は私が在籍していた昭和医科大学歯周病学講座の教授である山本松男先生でした。
「歯周病細菌研究の最前線」について、その歴史から現在の知見まで詳細をわかり易く教えていただきました。
ご講演は勉強になったのはもちろんですが、久々にお会いする教授とは近況の話で盛り上がってしまいました。教授が昭和大学にいらっしゃったばっかりのとき、二人で研究関係で鹿児島大学に泊りがけで行ったりした思い出があります。懐かしいなあと・・
そして、やっぱり歯周病学は奥が深くて本当に興味深い学問です。ヒトマイクロバイオームプロジェクトによって、今後新たな研究結果がどんどん出てくると思います。歯周病の発症メカニズムや全身との関係がさらに解明が進むと、今まで完治させることが困難であった重度歯周病も治せるときが来るかもしれません。
