ご来院の患者さまの多くにメインテナンスの重要性をご理解いたいているため、ご予約がいっぱいで取りにくい状況が続いておりました。
そこで当院の歯科衛生士をひとり増員しました。経験の豊富な衛生士ですので安心してお任せください。
口腔内の細菌は虫歯と歯周病を引き起こすだけでなく様々な全身の病気と関わっています。また、口腔内の健康が健康寿命と関連していることがわかっています。定期的なメインテナンスとクリーニングでお口を綺麗に保ち、さらに健康維持に努めていきましょう。
TEL.042-555-5903
〒205-0011 東京都羽村市五ノ神1-6-6
ご来院の患者さまの多くにメインテナンスの重要性をご理解いたいているため、ご予約がいっぱいで取りにくい状況が続いておりました。
そこで当院の歯科衛生士をひとり増員しました。経験の豊富な衛生士ですので安心してお任せください。
口腔内の細菌は虫歯と歯周病を引き起こすだけでなく様々な全身の病気と関わっています。また、口腔内の健康が健康寿命と関連していることがわかっています。定期的なメインテナンスとクリーニングでお口を綺麗に保ち、さらに健康維持に努めていきましょう。
去る2023年5月14日、高田貴虎が所属するスタディーグループ赤坂会が開催されました。会場はお茶の水ソラシティにて80名ほどのメンバーが集まり症例ディスカッションを一日おこないました。
テーマは「長期症例」ということで、私を含めて5名の先生方が10年以上の長期症例について予後を報告しました。
私は「フルマウスリコンストラクションの10年経過症例:予後から治療計画を再考する」というテーマで報告させていただきました。
大学病院で歯周病治療を学んだ後、自分に足りないものをさらに学び続けるためにスタディーグループ赤坂会に所属し約15年間がたちました。今回報告した症例は、まさにそこで学んで実行してきたことを振り返るよい機会となりました。
プレゼンのディスカッションでは主宰の寺西邦彦先生はじめ多くの先生方からご意見をいただきました。正しい治療計画で遂行された治療は長期的に安定することを示すことができましたが、同時に歯ぎしりや喰いしばり(ブラキシズムといいいます)といった悪習癖から口腔内を守っていくことの困難さが明確となりました。
新型コロナウイルスによるパンデミックにより、私にとっては約3年半ぶりのプレゼンになりました。久々のプレゼンはものすごく緊張し、準備には多くの時間とパワーをつぎ込みました。でも、やって良かったなと思います。ひとりで成長していくことは不可能です。パンデミックの経験によって、web上で講演を聴くことが容易になりましたが、やはり人と人が対面して本音で話合うことによってもっと多くのことが学べます。それが自身の症例であればもっと学べます。さらに症例に予後があればもっともっと学べるのです。その経験を自身の患者さまにおける治療に活かしていきたいなと思っています。
9月3日は仙台にて日本歯周病学会学術集会が開催されました。
コロナ禍になってからはWeb開催での参加でしたが、久々に現地参加してきました。感染対策をしながら人数制限下での開催でした。
今回わたくしは専門医症例ポスター発表をしました。ポスターの前で質疑応答の時間が設けられているのですが、母校である昭和大学歯周病学教室の先生方や勉強会で知り合った先生方がいらっしゃってくださいました。久々に会えた嬉しさから、学術的なディスカッションよりもお互いの近況報告が中心に時間はあっという間に過ぎ去っていきました。コロナ禍ならではです(笑)。
翌日9月4日はスタディーグループ赤坂会の例会でした。テーマは赤坂会の得意分野である欠損補綴。顧問の寺西先生によるご講演や若手の先生方の熱気溢れる症例発表であっという間の一日でした。
この二日間は、私が歯科医師になってからおもに学んできたことをもう一度再考させて貰える時間でした。パンデミックや戦争・政治不信といった社会的変化を経て、いま歯科医院にいらっしゃる患者さんの望みは心身の健康回復・維持が一番であると思います。歯周病と全身疾患の関係性が強いことが科学的に理解されてきた昨今、これからの歯科治療のあり方も変化していくと実感しています。私たちの歯科臨床も科学の進歩に合わせて進化していきたいと思っています。
髙田貴虎
去る4月22日、私(高田貴虎)の出身大学である昭和大学の同期会にて講演をしてきました。
1時間ほどの講演で何をテーマにするか悩みましたが、私の行っている日常臨床における症例をそのまま提示することにしました。
テーマは『ペリオドンティストとしての今とこれから』です。
「ペリオドンティスト」とは「歯周病専門医」という意味です。
歯科医師になって昭和大学歯周病科で9年間にわたって歯周病学を学びました。
当時の症例から、歯周病専門医は歯を守ることはもちろん歯の欠損を含めて包括的に口腔内を診る必要があることを学びました。
その経験からそれからの9年間は、スタディーグループ赤坂会で欠損補綴を含む包括的な歯科臨床を学んできました。
18年に及ぶ臨床経験から、歯周病における炎症のコントロールと力のコントロールの重要性を学び、今後もその方向性をさらに突き詰めていきたい。ぎゅっと要約するとこんな感じの内容です。
同期の皆さんと自分の臨床についてディスカッションする有意義な一日でした。
また、自身の臨床を振り返るとても良い機会になりました。自分の歩んできたことや向かおうとしている方向性は間違っていないと改めて思いました。すべての基盤となった昭和大学歯周病学教室で学んだことに感謝しつつ、現在置かれている環境にも感謝してこれからも成長していきたいと思います。