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インプラント

パシフィックリムインプラントフォーラムに参加してきました

去る7月15日、沖縄那覇にて開催されたパシフィックリムインプラントフォーラムに参加してきました。
この会は私(高田貴虎)が会長を務めますスタディーグループ赤坂会と沖縄WESPICというスタディーグループとの共催で、アジアを中心に海外演者も招聘して行われるインプラントの勉強会です。
今年も、韓国から1名、アメリカから1名、日本から5名の演者によるプレゼンテーションが行われました。
今回はアメリカミシガンのジェフリージョンソン先生によるインプラント合併症のプレゼンテーションが行われたりと、非常に内容の濃い会となりました。また、国内演者のレベルも非常に高く、国内トップレベルのプレゼンテーションにより有意義な内容となりました。
懇親会では、ジェフリー先生にアメリカの歯周病・インプラント治療について直接ディスカッションできる機会があり貴重な機会となりました。
沖縄で開催されてはいるものの、一日中の講演会、終了後は懇親会なので観光はゼロです(涙)。
しかし、沖縄の空気を感じながら、沖縄の仲間との楽しい時間は明日からの診療の活力になります。今回学んだことをしっかりと診療に生かしていこうと思います。

  
ジェフリー先生のプレゼンテーション。日本人とのハーフだそうで、ラグビー日本代表のエディジョーンズ監督似で素敵な先生です。ラグビーはアメリカではマイナースポーツなので本人は知りませんでしたが(笑)。
 質問する私。沖縄の「かりゆし」ウェアがここのフォーマルです。
 総合ディスカッション。今回はインプラント周囲のティッシュマネージメントが主なテーマでした。

 

『デンツプライインプラント・ワールドサミットツアー2017』に参加してきました

去る2月18・19日、お台場で開催された『デンツプライインプラント・ワールドサミットツアー2017』に参加してきました。 参加者は1200名以上という超大規模な講演会です。 演者は国内外から世界的に有名な先生方ばかり。内容はインプラントに関する講演会です。 この大会の主催であるデンツプライ・シロナ社は、私も臨床で使っているアストラテックインプラントも扱っています。特に今大会のメインはアストラテックインプラントの新しいシステムである『EV』というシステムのお披露目会になります。 そして、そのメインセッションで講演をしたのは、スタディーグループ赤坂会の顧問・寺西邦彦先生!! 国内では今年夏に発売予定の『EV』をメーカー支給で先がけて使用していましたので、その症例などを発表されました。また、発表後には『Inspiration Talks』というセッション形式で世界的権威であるMichel Norton先生とディスカッションを行いました。  歯周病とインプラント治療の世界的権威であるJan Lindhe先生。日本でもCMに出演しているので歯科医師でなくても知っているかもしれませんね。 今回はインプラント周囲炎に関する講演をされていました。  寺西邦彦先生の講演。大・大・大ホールでの約1000人の前での講演。改めて寺西先生の凄さに感銘を受けました。こんな凄い先生にアドバイスを日常的に受けられる環境にあることの素晴らしさを再確認しました。   スタディーグル―プ赤坂会のメンバーで寺西先生を囲んでの一枚。 インプラントは、近年急速な進歩を遂げてきています。もちろん私はもともと歯周病専門医ですので、『歯を保存する』ということは歯科医師の絶対的使命であると考えています。しかし、歯の欠損回復は残存している歯を守っていく為にとても重要です。そのようなことから、インプラント治療は私の臨床の中で重要なパートを担っています。そしてその進化は必ず患者さま皆様に貢献するはずです。そのために私自身も日々進化し続けようと思います。

アストラテックのインプラントが新しくなります

当院で用いているインプラントはアストラテックというメーカーのものになります。 スウェーデン製のメーカーで、インプラントでは世界的にシェアの広いスタンダードなメーカーです。 インプラントはだいたい4~5つくらいのメーカーが主なシェアを占めており、アストラテックはその一つのメーカーです。その為、メーカーや製品における信頼度は非常に高いと考えられます。 そのアストラテックインプラントですが、2017年にシステムが一新されます。機械的強度が大幅にアップされたことにより、咬合力の強い症例にも安心して使えるようになります。 また、ショートインプラントのラインナップが増えたことで骨幅の少ないケースに幅広く応用できるようになります。 私の所属するスタディーグループ赤坂会では、去る2016年12月にスウェーデンよりマーカスダグネリッド先生をお招きして、アストラテックインプラントの新しいシステムについてご講演頂きました。インプラント治療の進化は、現在の歯科医療の中では最も進化の早い分野になります。しっかりと準備をして最新・最適なインプラント治療を患者様に提供させて頂きたいと思っております。  演者のマーカスダグネリッド先生  北欧の先生らしいスマートな講演。  私とマーカス先生、通訳して頂いた梅津先生ととともに。

アメリカ歯周病学会に参加してきました。

去る9月19~22日に渡り、アメリカ・カルフォルニア州・サンフランシスコにて開催されたアメリカ歯周病学会に参加してきました。 (大会ホームページ http://www.perio.org/meetings/AM2014.htm) (アメリカ歯周病学会のホームページ http://www.perio.org/) 近年における歯周病治療の発展に貢献してきた伝統のある学会であり、今回は100回記念大会ということもあり世界中から多くの参加者が集まりました。 インプラント治療の進歩によって、歯周病の進んだ歯を抜歯せずに残す治療法の進歩はここ数年進んでいなかったのが現状です。しかし、今回の学会でも歯を残す治療法の新しい手法がいくつか紹介されており、世界的にもそのうような傾向にあるようです。 また、歯のみでなくインプラントの歯周病であるインプラント周囲炎の治療法もひとつのテーマとして扱われていました。日本と同様に、治療終了後のインプラントに問題が生じたときの治療法は注目されているようです。 また、審美性の改善を目的としておこなう歯肉退縮に対する歯肉移植術(歯周形成外科)なども注目のセッションとなっていました。この分野に関しては、アメリカ人よりも繊細なヨーロッパや手先の器用な日本人のほうが技術的に進んでいるようです。 今後も海外の学会などに参加し、世界最先端の治療を学んできたいと思っています。 IMG_3188-2 興味深かった講演のひとつ。インプラント治療の長期経過から起きた問題に対し、原因と治療法を会場の参加者にアンケートを取っているところ。スマートフォンの普及でこのような形式も今後は学会の主流になるかもしれないと感じました。もちろん内容も興味深く、骨のエイジングによってインプラントが移動するという内容です。これまで無かった概念なので、今後この分野の研究や報告がなされてくると思います。   10245492_565088430287743_5676033885876307737_n 審美性の改善のための歯周形成外科のセッション。世界的第一人者の Giovanni Zucchelli先生の講演。イタリアの先生らしく、テンションの高い講演でした。並外れた天才的なテクニックは容易に真似するべきではないと感じましたが、他の演者も含めコンセプトから学ぶことは多くありました。 10622802_565088483621071_7998149435157392248_n 日本からポスター発表をされた先生と私の同級生とともに。 10153679_565088516954401_8172633663237526971_n サンフランシスコの市内。

インプラントを維持に用いた義歯(入れ歯)の症例をWorld Congress of Piezoelectric Bone Surgeryにて発表しました。

去る4月12・13日に千葉の舞浜にてWorld Congress of Piezoelectric Bone Surgeryという国際学会が開催されました。 私は実行委員として運営に参加させて頂き、またポスターセッションの座長も担当させて頂きました。 さらにオーラルプレゼンテーションも行いました。 この学会は国際学会ですので、すべてのプレゼンテーションは英語で行われます。 私もプレゼンテーションと座長を英語で行いましたので、準備から含めてとにかく大変でした(笑)。 今大会のテーマは`Mininally invasive treatment`すなわち「低侵襲治療」です。 私は`Short dental implant supporting an overdenture in the maxilla.`というタイトルで発表しました。 内容はインプラントを義歯(入れ歯)の維持に用いた症例です。通常、骨の中にインプラントを植立するので骨が少ない場合は骨移植などをして増やさないといけません。しかし近年のインプラントの進化によって長さの短いショートインプラントでも成功することが可能となっています。しかしショートインプラントといえども、それなりの骨は必要になってきます。一方で、義歯の維持にインプラントを用いることで、義歯は安定し良く噛めて、また小さく違和感のない義歯にすることが可能となります。この際、インプラントは義歯の下で支えになれば良いだけなので、比較的自由な部位に植立することが可能となります。この2つを組み合わせることによって、ショートインプラントで骨移植など特別な侵襲を加えずに行うことが可能となります。 現在は様々な治療プランのオプションが選択可能となりました。 個々の患者さまの希望に合ったプランを提供していきたいと思います。 1897977_491167071013213_2034730868683304051_n