1月7日政府より緊急事態宣言が再発令されました。
当院においては、これまで通り感染対策を徹底しながら診療を継続していきます。
昨年の第1・2波のデータから、以下のような見解が得られています。
①歯科治療による新型コロナウイルスの感染報告が見当たらない。
・実際に新型コロナウイルス感染者が受診した(後に感染が判明した例も
含む)歯科医院においても感染者がでていない
という報告がいくつかあります。
②歯科医師・スタッフの新型コロナウイルス感染率は少ない。
・国内における抗体検査から医療従事者において最も陽性率が低い
・米国における歯科医師の感染者は1%程度で米国民の1/10程度
といった報告があります。
③口腔内の状態は、さまざまなウイルス感染症に対する免疫に関与する。
・口腔清掃状態が悪いとインフルエンザに罹りやすい
・歯周病が全身の健康状態を低下させる
・口腔内細菌と腸内細菌(免疫に深く関与)はお互いに関与しあっている
・新型コロナウイルスの重症者の血液中には細菌や細菌由来の毒素(LPS)
が多く含まれている(口腔内の由来かどうかはわかっていません)
といった報告があります。
もちろん、ご来院時に体調がすぐれない場合は無理されずにご予約変更をお願いしますね。
また、新型コロナウイルス感染症と診断され自宅療養されている方、濃厚接触者とされている方はご来院をお控え頂きますようお願い申し上げます。
2021年も皆様における口腔内の健康維持から、このパンデミックを乗り越えるお手伝いができれば幸いです。