歯科専門誌「ザ・クインテッセンス」に論文を掲載しました 歯科専門誌「ザ・クインテッセンス」に破折した義歯(入れ歯)の修理法について論文掲載しました。 インプラントを可徹性義歯(取り外し可能な入れ歯)の支えに使うインプラントオーバーデンチャーは、比較的外科処置などの負担が軽くよく安定し噛める義歯を装着できる治療法として有意義です。しかし、よく噛める反面、オーバーデンチャーには強い咬合力(噛む力)が加わり使用中に破折を招くこともしばしば起こります。その際に有効な修理方法についてまとめてあるのが本論文です。 今後も治療法に工夫を加えながら作製した義歯が長期に渡って使用できるようにしていきたいと思います。
日本歯科評論に論文を掲載しました。 日本歯科評論という歯科専門誌の7月号に論文が掲載されました。 タイトルは「フルマウスリコンストラクションにおける機能と審美獲得のためのチームアプローチ」です。 歯科技工士の藤田英宏さん(フェイスデンタルアート)との共著で、全顎的な補綴治療における歯科医師と歯科技工士とのやりとりをケースを通してまとめてあります。 クラウン、義歯、インプラントなどの補綴治療は歯科技工士の高度な技術の上に成り立っています。しかしどんなに腕の優れた歯科技工士でも、歯科医師からの口腔内の正しい情報が存在しないとその技術を発揮することができません。歯科医師と歯科技工による意思疎通が良質な補綴治療を生みます。 常に機能と審美を追及し、長期間にわたって口腔内で機能し続けるような補綴治療を提供できるように、歯科技工士と共に日々鍛錬しております。