高田歯科医院・西多摩地区 青梅線 羽村の歯科・歯医者・歯周病専門医

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講演

腸に到達する歯周病菌を防ぐ


日本歯科医師会が公開しているYouTubeチャンネルで閲覧できる講演です。
以下をクリックするとYouTubeサイトへ移動します。

歯と口の健康シンポジウム2023 ー腸に到達する歯周病菌を防ぐ!歯周病のリスクとオーラルケアー – YouTube


年に一回のシンポジウム講演が公開されました。
腸内細菌と口腔内細菌の関係について、歯科からは大阪大学 予防歯科学・天野 敦雄 教授、医科から内科医・桐村 里紗 先生が ディスカッションしています。

歯科医師や衛生士だけでなく、患者さまにとっても有意義な内容ですので是非一度ご覧になってください。

本当に素晴らしい内容です。内科医の目線から歯周病をどのように解釈されているのかよくわかる内容です。

歯周病が全身疾患の発症を促すことは知られていますが、それは歯周病菌やその毒素が血管を通じて全身を循環することで起こると考えられてきましたが、最近の研究でダイレクトに消化器官を通って腸内を荒らすことがわかってきました。腸内疾患だけでなく、腸内細菌の乱れが全身の健康状態に悪影響を及ぼす可能性も考えられます。

歯の痛みや咬めないといった訴えの治療が歯科医院の役割りであった時代から、全身の健康維持のための歯科医院へとシフトしていっています。

2017年度赤坂会第3回例会

去る2018年3月4日(日)東京国際フォーラムにて高田貴虎が所属するスタディーグループ赤坂会例会が行われました。

今回は日本を代表するペリオドンティスト(歯周病専門医)である長谷川嘉昭先生をお招きし、30年の臨床を振り返っての知見をお話いただきました。「思い込みの歯科治療からの脱却」とうタイトルで、それまで考えられてきた常識を覆すような話もあり興味深い内容でした。また、今回は衛生士の川崎律子さんも参加いただきコメントを頂き、参加したハイジニストにとって貴重な時間となったようでした。

午後は3名の症例発表が行われました。樋口敬洋先生、早澤麻里奈先生、とわたくし高田貴虎です。ともに歯周病治療をバックグラウンドにもつ歯科医師による症例でした。私も、長谷川先生をはじめ様々な貴重な意見を頂いたので、今後の臨床に生かしていきたいと思っています。

さて、今回は2016年から3年間スタディーグループ赤坂会の会長として任期最後の例会でした。100名におよぶ会員の先頭に立って会をまとめる機会は私にとって貴重な経験となりました。この経験を今後の活動に生かして行きたいと思っています。

船登彰芳先生の講演会

去る2017年11月26日国際フォーラムにて高田貴虎が所属するスタディーグループ赤坂会主催の講演会が開催されました。

今年は、日本を代表する歯科医師の一人である船登彰芳先生にご講演いただきました。

歯周病治療からインプラント治療まで超包括的な歯科臨床を、長期経過を交えながら最新の知見まであっという間の一日でした。

赤坂会からも、飯沼学先生、吉田拓志先生、新藤有道先生の症例発表を行い、船登先生と症例ディスカッションを行い充実した一日となりました。

パシフィックリムインプラントフォーラムに参加してきました

去る7月15日、沖縄那覇にて開催されたパシフィックリムインプラントフォーラムに参加してきました。
この会は私(高田貴虎)が会長を務めますスタディーグループ赤坂会と沖縄WESPICというスタディーグループとの共催で、アジアを中心に海外演者も招聘して行われるインプラントの勉強会です。
今年も、韓国から1名、アメリカから1名、日本から5名の演者によるプレゼンテーションが行われました。
今回はアメリカミシガンのジェフリージョンソン先生によるインプラント合併症のプレゼンテーションが行われたりと、非常に内容の濃い会となりました。また、国内演者のレベルも非常に高く、国内トップレベルのプレゼンテーションにより有意義な内容となりました。
懇親会では、ジェフリー先生にアメリカの歯周病・インプラント治療について直接ディスカッションできる機会があり貴重な機会となりました。
沖縄で開催されてはいるものの、一日中の講演会、終了後は懇親会なので観光はゼロです(涙)。
しかし、沖縄の空気を感じながら、沖縄の仲間との楽しい時間は明日からの診療の活力になります。今回学んだことをしっかりと診療に生かしていこうと思います。

  
ジェフリー先生のプレゼンテーション。日本人とのハーフだそうで、ラグビー日本代表のエディジョーンズ監督似で素敵な先生です。ラグビーはアメリカではマイナースポーツなので本人は知りませんでしたが(笑)。
 質問する私。沖縄の「かりゆし」ウェアがここのフォーマルです。
 総合ディスカッション。今回はインプラント周囲のティッシュマネージメントが主なテーマでした。

 

技工士との連携・ラボコミュニケーション

去る5月14日、わたくし(高田貴虎)が所属するスタディーグループ赤坂会の例会が開催されました。
会場は品川シーズンテラスにて約100名の歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士の参加者が集まりました。
テーマは「ラボコミュニケーションにおける共通認識とは」でした。
被せ物や義歯などの作製時における歯科医師と歯科技工士との連携についてをテーマにしています。

本例会は2017年度の1回目でしたので、会長を務めさせて頂いている私から年間テーマについて説明させて頂きました。今年のテーマは「伝承」。赤坂会は 25年目を迎える歴史あるスタディーグループです。顧問の寺西先生から学んだことを、各メンバーが切磋琢磨して現在の状況を築き上げてきました。これを今後は若手メンバーへさらには日本の歯科界に伝承していきたいと思ってそのようなテーマにしました。メンバーみなさんに気に入って頂いたようで、この日はいろんなところから「伝承」という言葉を聞きました、よかったです(笑)。

さて、午前中は顧問の寺西先生と技工士の狩野氏から20年を超える長期症例についてのご講演をして頂きました。歯科医師・技工士で細かいことをしっかりと煮詰めれば長期的に良好な結果が得られることを証明してくださいました。この技術・知識はやはり歯科医師として伝承し患者さまに還元されるべきだと改めて思いました。
午後は、3組の歯科医師と技工士との症例発表でした。どの発表も素晴らしくとても役に立つ内容でした。

当院では、日本の歯科界でトップクラスの歯科技工士との連携による補綴治療(クラウンブリッジ・インプラント・義歯・審美など)をおこなっています。高度な歯周病治療と高度な補綴治療を軸に、長期的に長持ちする治療を目指しています。

母校での講演


去る4月22日、私(高田貴虎)の出身大学である昭和大学の同期会にて講演をしてきました。

1時間ほどの講演で何をテーマにするか悩みましたが、私の行っている日常臨床における症例をそのまま提示することにしました。

テーマは『ペリオドンティストとしての今とこれから』です。
「ペリオドンティスト」とは「歯周病専門医」という意味です。

歯科医師になって昭和大学歯周病科で9年間にわたって歯周病学を学びました。
当時の症例から、歯周病専門医は歯を守ることはもちろん歯の欠損を含めて包括的に口腔内を診る必要があることを学びました。
その経験からそれからの9年間は、スタディーグループ赤坂会で欠損補綴を含む包括的な歯科臨床を学んできました。
18年に及ぶ臨床経験から、歯周病における炎症のコントロールと力のコントロールの重要性を学び、今後もその方向性をさらに突き詰めていきたい。ぎゅっと要約するとこんな感じの内容です。

同期の皆さんと自分の臨床についてディスカッションする有意義な一日でした。

また、自身の臨床を振り返るとても良い機会になりました。自分の歩んできたことや向かおうとしている方向性は間違っていないと改めて思いました。すべての基盤となった昭和大学歯周病学教室で学んだことに感謝しつつ、現在置かれている環境にも感謝してこれからも成長していきたいと思います。