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矯正専門医との連携治療

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去る2月5日、わたくし高田貴虎が会長を務めさせて頂いているスタディーグループ赤坂会の2016年度第3回例会が行われました。 今回のテーマは『成人矯正Part6 アライナーVSワイヤー』という内容です。 アライナーとうのは矯正治療に用いるマウスピースのことで、近年急激に進歩している治療法です。 アライナー矯正に用いるマウスピース インビザライン社HP(http://www.invisalign.co.jp/)より引用 従来のワイヤー矯正との比較。ワイヤー装置が見えないので治療していることが他人にわかりません。   今回は日本においてこの分野における第一人者の佐本博先生(青山アール矯正歯科)をお招きし、基調講演をおこなってもらいました。 アライナー矯正の場合、歯を動かすメカニズムが異なるため、歯にかかる負担や治療結果にも影響があるとのことでした。歯の微細な動きに関してはワイヤー矯正のほうが優れているようですが、アライナー矯正の場合大臼歯を遠心(後ろ)に動かしたいケースにはかなり有効だということです。また、歯にかかる負担が少ないので根吸収が少ないということも特徴との事です。 この日の午後は、坂本紗有美先生(銀座並木通りさゆみ矯正歯科クリニック)、川崎宏一郎先生(川崎歯科・矯正歯科医院)、高井基普先生(プレミアムデンタルケア恵比寿代官山)&任剛一先生(オーラルデザイン下北沢・矯正歯科)の4名の先生方に症例発表をしていただきました。各分野のトップを走る先生方の症例にとても勉強になった一日でした。 とくに任剛一先生は私の母校である昭和大学の先輩で、素晴らしいケースに感銘を受けました。昭和大学の矯正科は日本の矯正歯科学を長きに渡ってリードしてきている名門教室です。 当院において矯正治療はとなり町の福生市にある田辺歯科医院に治療を依頼させていただいております。田辺歯科医院の副院長である田邉怜先生は昭和大学矯正学教室出身の矯正医で、わたしが最も信頼を寄せている矯正医です。症例に関して何かあれば事あるごとに診療後に直接会って症例相談をしています。矯正医との連携は、とにかくコミュニケーションをまめにとることが重要と考えています。 歯周病治療においても、歯並びや咬みあわせの改善が治療の経過に大きく影響を及ぼします。歯周病の進行によって歯が移動してしまったケースなどは矯正治療による改善が必要になります。進行した歯周病の治療では、歯並びや咬み合わせ、審美、また入れ歯やインプラントによる欠損の回復を伴う総合的な治療が必要になります。そのような治療がわたくし(高田貴虎)が最も得意としている分野であり、歯周病が進行してお悩みの患者さまは一度ご相談ください。  

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