高田歯科医院・西多摩地区 青梅線 羽村の歯科・歯医者・歯周病専門医

西多摩地区 青梅線 羽村の歯科・歯周病専門医 髙田歯科医院 

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ブログ
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副院長、髙田貴虎のブログです。
近況を中心に診療内容から趣味まで様々なことをアップさせていただきますので宜しくお願いします。

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羽村の桜

 

4月に入り新しいシーズンを桜が迎えてくれています。
当院のある羽村には桜の名所もいくつか存在します。
羽村の堰では「さくらまつり」が開催されていますよ。http://www.city.hamura.tokyo.jp/0000000957.html

 

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3月31日の羽村の堰です。まだ5分咲き程度ですので、今週末以降が見ごろかと思われます。

 

 

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羽村駅前にある五ノ神神社では8~9分咲きといったところです。
樹形の美しい桜が境内いっぱいに咲き誇っています。

診療帰りに是非立ち寄ってみてくださいね。

 

 

成人矯正~矯正専門医との連携処置~

2月8日国際フォーラムにて副院長が所属するスタディーグループ赤坂会の例会が行われました。
内容は成人の矯正治療における矯正専門医と一般歯科医(GP)との連携についてです。
歯並びの矯正治療は専門性の高い治療になるので矯正専門医が担当することが一般的です。成人における矯正治療はカリエス(むし歯)や歯周病や歯の欠損などといった複雑な問題を抱えていることが多く、矯正専門医と一般歯科医との連携した治療が必要になってきます。この際、「矯正専門医と一般歯科医との連携を上手に行うにはどうしたら良いのだろうか?」といったことを赤坂会では常にテーマのひとつとして掲げてきました。今回は、それに加えて「大掛かりな治療を期間短縮するにはどうしたら良いだろうか?」というテーマも加え講演とケースディスカッションを行いました。

10402787_630140560449196_3190207325916576551_n講師の殿塚先生・渋澤先生(矯正医)と症例発表した佐藤先生・野寺先生(矯正医)。

当院においても全顎的な矯正治療は矯正専門医へ依頼の上、連携治療をおこなっております。
現在、以下の矯正医院と連携しており、症例ごとに話し合いの機会を設けて密な連携をとっています。

田辺歯科医院 東京都福生市本町90

銀座アベニュー矯正歯科 東京都中央区銀座3-3-15 4階
ホームページ http://www.ginza-avenue.jp/(矯正治療の詳細について解説がありますのでご覧ください)

 

歯科専門誌「ザ・クインテッセンス」に論文を掲載しました

クイント

歯科専門誌「ザ・クインテッセンス」に破折した義歯(入れ歯)の修理法について論文掲載しました。
インプラントを可徹性義歯(取り外し可能な入れ歯)の支えに使うインプラントオーバーデンチャーは、比較的外科処置などの負担が軽くよく安定し噛める義歯を装着できる治療法として有意義です。しかし、よく噛める反面、オーバーデンチャーには強い咬合力(噛む力)が加わり使用中に破折を招くこともしばしば起こります。その際に有効な修理方法についてまとめてあるのが本論文です。
今後も治療法に工夫を加えながら作製した義歯が長期に渡って使用できるようにしていきたいと思います。

アメリカ歯周病学会に参加してきました。

去る9月19~22日に渡り、アメリカ・カルフォルニア州・サンフランシスコにて開催されたアメリカ歯周病学会に参加してきました。
(大会ホームページ http://www.perio.org/meetings/AM2014.htm)
(アメリカ歯周病学会のホームページ http://www.perio.org/)
近年における歯周病治療の発展に貢献してきた伝統のある学会であり、今回は100回記念大会ということもあり世界中から多くの参加者が集まりました。
インプラント治療の進歩によって、歯周病の進んだ歯を抜歯せずに残す治療法の進歩はここ数年進んでいなかったのが現状です。しかし、今回の学会でも歯を残す治療法の新しい手法がいくつか紹介されており、世界的にもそのうような傾向にあるようです。
また、歯のみでなくインプラントの歯周病であるインプラント周囲炎の治療法もひとつのテーマとして扱われていました。日本と同様に、治療終了後のインプラントに問題が生じたときの治療法は注目されているようです。

また、審美性の改善を目的としておこなう歯肉退縮に対する歯肉移植術(歯周形成外科)なども注目のセッションとなっていました。この分野に関しては、アメリカ人よりも繊細なヨーロッパや手先の器用な日本人のほうが技術的に進んでいるようです。

今後も海外の学会などに参加し、世界最先端の治療を学んできたいと思っています。

IMG_3188-2 興味深かった講演のひとつ。インプラント治療の長期経過から起きた問題に対し、原因と治療法を会場の参加者にアンケートを取っているところ。スマートフォンの普及でこのような形式も今後は学会の主流になるかもしれないと感じました。もちろん内容も興味深く、骨のエイジングによってインプラントが移動するという内容です。これまで無かった概念なので、今後この分野の研究や報告がなされてくると思います。

 

10245492_565088430287743_5676033885876307737_n 審美性の改善のための歯周形成外科のセッション。世界的第一人者の Giovanni Zucchelli先生の講演。イタリアの先生らしく、テンションの高い講演でした。並外れた天才的なテクニックは容易に真似するべきではないと感じましたが、他の演者も含めコンセプトから学ぶことは多くありました。

10622802_565088483621071_7998149435157392248_n 日本からポスター発表をされた先生と私の同級生とともに。

10153679_565088516954401_8172633663237526971_n サンフランシスコの市内。

日本歯科評論に論文を掲載しました。

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日本歯科評論という歯科専門誌の7月号に論文が掲載されました。
タイトルは「フルマウスリコンストラクションにおける機能と審美獲得のためのチームアプローチ」です。
歯科技工士の藤田英宏さん(フェイスデンタルアート)との共著で、全顎的な補綴治療における歯科医師と歯科技工士とのやりとりをケースを通してまとめてあります。
クラウン、義歯、インプラントなどの補綴治療は歯科技工士の高度な技術の上に成り立っています。しかしどんなに腕の優れた歯科技工士でも、歯科医師からの口腔内の正しい情報が存在しないとその技術を発揮することができません。歯科医師と歯科技工による意思疎通が良質な補綴治療を生みます。
常に機能と審美を追及し、長期間にわたって口腔内で機能し続けるような補綴治療を提供できるように、歯科技工士と共に日々鍛錬しております。