高田歯科医院・西多摩地区 青梅線 羽村の歯科・歯医者・歯周病専門医

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副院長、髙田貴虎のブログです。
近況を中心に診療内容から趣味まで様々なことをアップさせていただきますので宜しくお願いします。

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日本歯周病学会に参加してきました

去る5月16日、日本歯周病学会春季学術集会が幕張メッセにて開催されました。

 

10665148_684492018347383_4785174842101068478_n 午前中はスウェーデンイエテボリ大学のベルグルンド教授によるインプラント周囲炎に関する講演。スウェーデンらしい文献的なエビデンスを基調をしたとてもLogicalな講演でした。

午後は咬合性外傷の講演。咬合(噛み合わせ)と歯周病の進行に関する基礎と臨床の両方からの講演で、とくに咬合性外傷の共同破壊層が存在し、それは歯根周囲の輪状繊維を超えると生じるという組織学的な証明に関してはとてもインパクトがありました。咬合性外傷が歯周病の進行に関与するか否かは昔より議論の的となっていましたが、私の臨床経験から確実にしかも深く関与していると感じています。そのことを基礎研究でしっかりと証明していたので、とても頭の中がすっきりとした感じがしました。

10421507_684491905014061_2853470313621487985_n  11267744_684491948347390_4316017632341543192_n 最後は認定医教育講演として、私が日頃から指導していただいている鶴見歯科大学臨床教授の内田剛也先生が登壇されました。歯周病治療は最終補綴を行い口腔機能を回復しメインテナンスに移行します。その口腔機能回復治療についての総論的内容です。内田先生らしい、多くの臨床症例から解りやすい講演をしていただきました。

明日からの臨床に生かしていこうと思います。

 

羽村の桜 続

 

 

羽村の桜 続編です。
写真は4月6日のものであいにくの曇り空ですが満開の桜が見れました。
お祭りは4月12日までです。週末はお天気が良くなりそうですよ。

IMG_5157 - コピー 取水堰です。

IMG_5143 - コピー 川岸に沿って桜の木が並んでいます。

IMG_5130 - コピー 玉川兄弟の銅像です。

羽村の桜

 

4月に入り新しいシーズンを桜が迎えてくれています。
当院のある羽村には桜の名所もいくつか存在します。
羽村の堰では「さくらまつり」が開催されていますよ。http://www.city.hamura.tokyo.jp/0000000957.html

 

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3月31日の羽村の堰です。まだ5分咲き程度ですので、今週末以降が見ごろかと思われます。

 

 

IMG_5036 IMG_5053 IMG_5055 IMG_5062 - コピー (3)

羽村駅前にある五ノ神神社では8~9分咲きといったところです。
樹形の美しい桜が境内いっぱいに咲き誇っています。

診療帰りに是非立ち寄ってみてくださいね。

 

 

成人矯正~矯正専門医との連携処置~

2月8日国際フォーラムにて副院長が所属するスタディーグループ赤坂会の例会が行われました。
内容は成人の矯正治療における矯正専門医と一般歯科医(GP)との連携についてです。
歯並びの矯正治療は専門性の高い治療になるので矯正専門医が担当することが一般的です。成人における矯正治療はカリエス(むし歯)や歯周病や歯の欠損などといった複雑な問題を抱えていることが多く、矯正専門医と一般歯科医との連携した治療が必要になってきます。この際、「矯正専門医と一般歯科医との連携を上手に行うにはどうしたら良いのだろうか?」といったことを赤坂会では常にテーマのひとつとして掲げてきました。今回は、それに加えて「大掛かりな治療を期間短縮するにはどうしたら良いだろうか?」というテーマも加え講演とケースディスカッションを行いました。

10402787_630140560449196_3190207325916576551_n講師の殿塚先生・渋澤先生(矯正医)と症例発表した佐藤先生・野寺先生(矯正医)。

当院においても全顎的な矯正治療は矯正専門医へ依頼の上、連携治療をおこなっております。
現在、以下の矯正医院と連携しており、症例ごとに話し合いの機会を設けて密な連携をとっています。

田辺歯科医院 東京都福生市本町90

銀座アベニュー矯正歯科 東京都中央区銀座3-3-15 4階
ホームページ http://www.ginza-avenue.jp/(矯正治療の詳細について解説がありますのでご覧ください)

 

歯科専門誌「ザ・クインテッセンス」に論文を掲載しました

クイント

歯科専門誌「ザ・クインテッセンス」に破折した義歯(入れ歯)の修理法について論文掲載しました。
インプラントを可徹性義歯(取り外し可能な入れ歯)の支えに使うインプラントオーバーデンチャーは、比較的外科処置などの負担が軽くよく安定し噛める義歯を装着できる治療法として有意義です。しかし、よく噛める反面、オーバーデンチャーには強い咬合力(噛む力)が加わり使用中に破折を招くこともしばしば起こります。その際に有効な修理方法についてまとめてあるのが本論文です。
今後も治療法に工夫を加えながら作製した義歯が長期に渡って使用できるようにしていきたいと思います。