高田歯科医院・西多摩地区 青梅線 羽村の歯科・歯医者・歯周病専門医

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ブログ

アストラテックのインプラントが新しくなります

当院で用いているインプラントはアストラテックというメーカーのものになります。 スウェーデン製のメーカーで、インプラントでは世界的にシェアの広いスタンダードなメーカーです。 インプラントはだいたい4~5つくらいのメーカーが主なシェアを占めており、アストラテックはその一つのメーカーです。その為、メーカーや製品における信頼度は非常に高いと考えられます。 そのアストラテックインプラントですが、2017年にシステムが一新されます。機械的強度が大幅にアップされたことにより、咬合力の強い症例にも安心して使えるようになります。 また、ショートインプラントのラインナップが増えたことで骨幅の少ないケースに幅広く応用できるようになります。 私の所属するスタディーグループ赤坂会では、去る2016年12月にスウェーデンよりマーカスダグネリッド先生をお招きして、アストラテックインプラントの新しいシステムについてご講演頂きました。インプラント治療の進化は、現在の歯科医療の中では最も進化の早い分野になります。しっかりと準備をして最新・最適なインプラント治療を患者様に提供させて頂きたいと思っております。  演者のマーカスダグネリッド先生  北欧の先生らしいスマートな講演。  私とマーカス先生、通訳して頂いた梅津先生ととともに。

2017年も宜しくお願いします。

2016年はあっという間に過ぎ去り、2017年です(汗)。

今年は少しずつでもブログ再開したいと思います(汗、汗)・・・。

歯科臨床の話、スタディーグループの話、医院のある羽村の話、趣味の話など。

気ままにアップしますので宜しくお願いしますね。

高田貴虎

 

 

 

衛生士が2人体制になりました

今月より歯科衛生士が2名体制になりました。 歯周病に限らず口腔内の疾患予防・健康維持に定期的なメインテナンスは重要です。 また、歯周病の治療で重要になってくるのはプラークコントロールと歯石除去です。 さらに、小児のブラッシング指導やむし歯予防も担当します。 これらを担う衛生士の役割は、当院で治療を受けられる上で欠かせない存在です。 2名体制にして、今後も力を入れていきたいと思います。      

2015年もあとわずかですね

今年もあと少しです。前回のブログアップから、なんと半年以上も経ってしまいました・・・。 4月からわたくし(高田貴虎)は、所属するスタディーグループ赤坂会の会長として就任させていただきました。 赤坂会HPはこちら⇒http://www.akasakakai.com/ 言い訳ですが、いろいろと忙しくなり・・・気が付くと年末に。 しかし時間が経つのはあっという間で恐ろしいものです・・・。 ということでその後の出来事をまとめてみます。 5月に赤坂会にて『補綴前処置としてのティッシュマネージメント』というテーマで例会を行いました。 私もケースプレゼンテーションを担当。会長としての初プレゼンとあって緊張しました。 基調講演はJIADS講師の宮前守寛先生におこなって頂きました。 ご講演の内容はもちろん、ご講演のために何度か打ち合わせをさせていただき、その人柄に触れることができたことが最高の思い出です。 IMG_3393 基調講演をして頂いた宮前先生とともに 11295674_443886912446942_6326408456911717704_n 症例発表中の私 さて、10月には日本顎咬合学会の関東支部会に参加します。今年から私自身も関東支部会理事として会の運営に関わらせて頂くことになりました。私と同世代の比較的若い理事の方々の活力と人柄はとても魅力的で、とても素晴らしい会だと感じました。ここで知り合った仲間との交流を通じて、情報の交換をしていきたいと思っています。 日本顎咬合学会関東甲信越支部HPはこちら⇒http://kanto.shibu-ago.net/index.html 11月には盛岡で「赤坂会」と「入れ歯の会」との合同合宿が行われました。温泉地に泊まり込みで症例検討会を朝から晩から深夜まで(!)行います。私よりも若い先生方の活躍が目立った素晴らしい会となりました。 12311091_1061435193888743_449895099745954526_n 早朝からラジオ体操をして脳を活性化させてます(笑)。 さて、12月には赤坂会特別講演会として『歯の保存か、抜歯をしてインプラントか?』といったタイトルで基調講演を福西一浩先生におこなってもらいました。福西先生には歯の保存に対する情熱に触れることができました。昨今のインプラントブームで、世の中では歯の保存に対する意識が低下しつつあります。今後の歯科医師としての在り方を考えさせられる貴重な機会となりました。 12345682_773997569396827_374256127611157147_n 今回のテーマは歯の保存。 12341229_773997596063491_3434012313983057878_n ご講演いただいた福西一浩先生 この日は赤坂会顧問の寺西邦彦先生にも最新インプラントシステムについてのご講演をして頂きました。歯を保存する技術に加え、抜歯に至ってしまった欠損の回復処置としてのインプラント治療。これら相反する治療法を我々は同時にレベルアップしていかなくてはならないのです。過酷な職業ですよ(笑)。 12391406_773997669396817_7646593964318026021_n 赤坂会顧問の寺西邦彦先生による講演 12321609_886677924761463_481330743847506870_n 懇親会で挨拶する私。得意ではないほうです。とても緊張しました・・・(笑)。 ほかにもいろいろな出来事があった今年ですが、今回はこのくらいにしておきます。 とにかく今年は出会いの一年でした。 会をまとめる立場に立たせて頂いたことで、この分野を引っ張っていく素晴らしい先生方と出会う機会に恵まれています。そのことが歯科医師としてはもちろん、一社会人、さらには人として成長させて頂けると実感しております。今後もさらなる成長目指して精進してまいりますので来年もよろしくお願いいたします。

日本歯周病学会に参加してきました

去る5月16日、日本歯周病学会春季学術集会が幕張メッセにて開催されました。   10665148_684492018347383_4785174842101068478_n 午前中はスウェーデンイエテボリ大学のベルグルンド教授によるインプラント周囲炎に関する講演。スウェーデンらしい文献的なエビデンスを基調をしたとてもLogicalな講演でした。 午後は咬合性外傷の講演。咬合(噛み合わせ)と歯周病の進行に関する基礎と臨床の両方からの講演で、とくに咬合性外傷の共同破壊層が存在し、それは歯根周囲の輪状繊維を超えると生じるという組織学的な証明に関してはとてもインパクトがありました。咬合性外傷が歯周病の進行に関与するか否かは昔より議論の的となっていましたが、私の臨床経験から確実にしかも深く関与していると感じています。そのことを基礎研究でしっかりと証明していたので、とても頭の中がすっきりとした感じがしました。 10421507_684491905014061_2853470313621487985_n  11267744_684491948347390_4316017632341543192_n 最後は認定医教育講演として、私が日頃から指導していただいている鶴見歯科大学臨床教授の内田剛也先生が登壇されました。歯周病治療は最終補綴を行い口腔機能を回復しメインテナンスに移行します。その口腔機能回復治療についての総論的内容です。内田先生らしい、多くの臨床症例から解りやすい講演をしていただきました。 明日からの臨床に生かしていこうと思います。  

羽村の桜 続

    羽村の桜 続編です。 写真は4月6日のものであいにくの曇り空ですが満開の桜が見れました。 お祭りは4月12日までです。週末はお天気が良くなりそうですよ。 IMG_5157 - コピー 取水堰です。 IMG_5143 - コピー 川岸に沿って桜の木が並んでいます。 IMG_5130 - コピー 玉川兄弟の銅像です。

羽村の桜

  4月に入り新しいシーズンを桜が迎えてくれています。 当院のある羽村には桜の名所もいくつか存在します。 羽村の堰では「さくらまつり」が開催されていますよ。http://www.city.hamura.tokyo.jp/0000000957.html   IMG_4995 IMG_4996 3月31日の羽村の堰です。まだ5分咲き程度ですので、今週末以降が見ごろかと思われます。     IMG_5036 IMG_5053 IMG_5055 IMG_5062 - コピー (3) 羽村駅前にある五ノ神神社では8~9分咲きといったところです。 樹形の美しい桜が境内いっぱいに咲き誇っています。

診療帰りに是非立ち寄ってみてくださいね。

   

成人矯正~矯正専門医との連携処置~

2月8日国際フォーラムにて副院長が所属するスタディーグループ赤坂会の例会が行われました。 内容は成人の矯正治療における矯正専門医と一般歯科医(GP)との連携についてです。 歯並びの矯正治療は専門性の高い治療になるので矯正専門医が担当することが一般的です。成人における矯正治療はカリエス(むし歯)や歯周病や歯の欠損などといった複雑な問題を抱えていることが多く、矯正専門医と一般歯科医との連携した治療が必要になってきます。この際、「矯正専門医と一般歯科医との連携を上手に行うにはどうしたら良いのだろうか?」といったことを赤坂会では常にテーマのひとつとして掲げてきました。今回は、それに加えて「大掛かりな治療を期間短縮するにはどうしたら良いだろうか?」というテーマも加え講演とケースディスカッションを行いました。 10402787_630140560449196_3190207325916576551_n講師の殿塚先生・渋澤先生(矯正医)と症例発表した佐藤先生・野寺先生(矯正医)。 当院においても全顎的な矯正治療は矯正専門医へ依頼の上、連携治療をおこなっております。 現在、以下の矯正医院と連携しており、症例ごとに話し合いの機会を設けて密な連携をとっています。 田辺歯科医院 東京都福生市本町90 銀座アベニュー矯正歯科 東京都中央区銀座3-3-15 4階 ホームページ http://www.ginza-avenue.jp/(矯正治療の詳細について解説がありますのでご覧ください)  

歯科専門誌「ザ・クインテッセンス」に論文を掲載しました

クイント 歯科専門誌「ザ・クインテッセンス」に破折した義歯(入れ歯)の修理法について論文掲載しました。 インプラントを可徹性義歯(取り外し可能な入れ歯)の支えに使うインプラントオーバーデンチャーは、比較的外科処置などの負担が軽くよく安定し噛める義歯を装着できる治療法として有意義です。しかし、よく噛める反面、オーバーデンチャーには強い咬合力(噛む力)が加わり使用中に破折を招くこともしばしば起こります。その際に有効な修理方法についてまとめてあるのが本論文です。 今後も治療法に工夫を加えながら作製した義歯が長期に渡って使用できるようにしていきたいと思います。

アメリカ歯周病学会に参加してきました。

去る9月19~22日に渡り、アメリカ・カルフォルニア州・サンフランシスコにて開催されたアメリカ歯周病学会に参加してきました。 (大会ホームページ http://www.perio.org/meetings/AM2014.htm) (アメリカ歯周病学会のホームページ http://www.perio.org/) 近年における歯周病治療の発展に貢献してきた伝統のある学会であり、今回は100回記念大会ということもあり世界中から多くの参加者が集まりました。 インプラント治療の進歩によって、歯周病の進んだ歯を抜歯せずに残す治療法の進歩はここ数年進んでいなかったのが現状です。しかし、今回の学会でも歯を残す治療法の新しい手法がいくつか紹介されており、世界的にもそのうような傾向にあるようです。 また、歯のみでなくインプラントの歯周病であるインプラント周囲炎の治療法もひとつのテーマとして扱われていました。日本と同様に、治療終了後のインプラントに問題が生じたときの治療法は注目されているようです。 また、審美性の改善を目的としておこなう歯肉退縮に対する歯肉移植術(歯周形成外科)なども注目のセッションとなっていました。この分野に関しては、アメリカ人よりも繊細なヨーロッパや手先の器用な日本人のほうが技術的に進んでいるようです。 今後も海外の学会などに参加し、世界最先端の治療を学んできたいと思っています。 IMG_3188-2 興味深かった講演のひとつ。インプラント治療の長期経過から起きた問題に対し、原因と治療法を会場の参加者にアンケートを取っているところ。スマートフォンの普及でこのような形式も今後は学会の主流になるかもしれないと感じました。もちろん内容も興味深く、骨のエイジングによってインプラントが移動するという内容です。これまで無かった概念なので、今後この分野の研究や報告がなされてくると思います。   10245492_565088430287743_5676033885876307737_n 審美性の改善のための歯周形成外科のセッション。世界的第一人者の Giovanni Zucchelli先生の講演。イタリアの先生らしく、テンションの高い講演でした。並外れた天才的なテクニックは容易に真似するべきではないと感じましたが、他の演者も含めコンセプトから学ぶことは多くありました。 10622802_565088483621071_7998149435157392248_n 日本からポスター発表をされた先生と私の同級生とともに。 10153679_565088516954401_8172633663237526971_n サンフランシスコの市内。