2016年はあっという間に過ぎ去り、2017年です(汗)。
今年は少しずつでもブログ再開したいと思います(汗、汗)・・・。
歯科臨床の話、スタディーグループの話、医院のある羽村の話、趣味の話など。
気ままにアップしますので宜しくお願いしますね。
高田貴虎
TEL.042-555-5903
〒205-0011 東京都羽村市五ノ神1-6-6副院長、髙田貴虎のブログです。
近況を中心に診療内容から趣味まで様々なことをアップさせていただきますので宜しくお願いします。
2016年はあっという間に過ぎ去り、2017年です(汗)。
今年は少しずつでもブログ再開したいと思います(汗、汗)・・・。
歯科臨床の話、スタディーグループの話、医院のある羽村の話、趣味の話など。
気ままにアップしますので宜しくお願いしますね。
高田貴虎
今月より歯科衛生士が2名体制になりました。
歯周病に限らず口腔内の疾患予防・健康維持に定期的なメインテナンスは重要です。
また、歯周病の治療で重要になってくるのはプラークコントロールと歯石除去です。
さらに、小児のブラッシング指導やむし歯予防も担当します。
これらを担う衛生士の役割は、当院で治療を受けられる上で欠かせない存在です。
2名体制にして、今後も力を入れていきたいと思います。
今年もあと少しです。前回のブログアップから、なんと半年以上も経ってしまいました・・・。
4月からわたくし(高田貴虎)は、所属するスタディーグループ赤坂会の会長として就任させていただきました。
赤坂会HPはこちら⇒http://www.akasakakai.com/
言い訳ですが、いろいろと忙しくなり・・・気が付くと年末に。
しかし時間が経つのはあっという間で恐ろしいものです・・・。
ということでその後の出来事をまとめてみます。
5月に赤坂会にて『補綴前処置としてのティッシュマネージメント』というテーマで例会を行いました。
私もケースプレゼンテーションを担当。会長としての初プレゼンとあって緊張しました。
基調講演はJIADS講師の宮前守寛先生におこなって頂きました。
ご講演の内容はもちろん、ご講演のために何度か打ち合わせをさせていただき、その人柄に触れることができたことが最高の思い出です。
さて、10月には日本顎咬合学会の関東支部会に参加します。今年から私自身も関東支部会理事として会の運営に関わらせて頂くことになりました。私と同世代の比較的若い理事の方々の活力と人柄はとても魅力的で、とても素晴らしい会だと感じました。ここで知り合った仲間との交流を通じて、情報の交換をしていきたいと思っています。
日本顎咬合学会関東甲信越支部HPはこちら⇒http://kanto.shibu-ago.net/index.html
11月には盛岡で「赤坂会」と「入れ歯の会」との合同合宿が行われました。温泉地に泊まり込みで症例検討会を朝から晩から深夜まで(!)行います。私よりも若い先生方の活躍が目立った素晴らしい会となりました。
早朝からラジオ体操をして脳を活性化させてます(笑)。
さて、12月には赤坂会特別講演会として『歯の保存か、抜歯をしてインプラントか?』といったタイトルで基調講演を福西一浩先生におこなってもらいました。福西先生には歯の保存に対する情熱に触れることができました。昨今のインプラントブームで、世の中では歯の保存に対する意識が低下しつつあります。今後の歯科医師としての在り方を考えさせられる貴重な機会となりました。
この日は赤坂会顧問の寺西邦彦先生にも最新インプラントシステムについてのご講演をして頂きました。歯を保存する技術に加え、抜歯に至ってしまった欠損の回復処置としてのインプラント治療。これら相反する治療法を我々は同時にレベルアップしていかなくてはならないのです。過酷な職業ですよ(笑)。
懇親会で挨拶する私。得意ではないほうです。とても緊張しました・・・(笑)。
ほかにもいろいろな出来事があった今年ですが、今回はこのくらいにしておきます。
とにかく今年は出会いの一年でした。
会をまとめる立場に立たせて頂いたことで、この分野を引っ張っていく素晴らしい先生方と出会う機会に恵まれています。そのことが歯科医師としてはもちろん、一社会人、さらには人として成長させて頂けると実感しております。今後もさらなる成長目指して精進してまいりますので来年もよろしくお願いいたします。
去る5月16日、日本歯周病学会春季学術集会が幕張メッセにて開催されました。
午前中はスウェーデンイエテボリ大学のベルグルンド教授によるインプラント周囲炎に関する講演。スウェーデンらしい文献的なエビデンスを基調をしたとてもLogicalな講演でした。
午後は咬合性外傷の講演。咬合(噛み合わせ)と歯周病の進行に関する基礎と臨床の両方からの講演で、とくに咬合性外傷の共同破壊層が存在し、それは歯根周囲の輪状繊維を超えると生じるという組織学的な証明に関してはとてもインパクトがありました。咬合性外傷が歯周病の進行に関与するか否かは昔より議論の的となっていましたが、私の臨床経験から確実にしかも深く関与していると感じています。そのことを基礎研究でしっかりと証明していたので、とても頭の中がすっきりとした感じがしました。
最後は認定医教育講演として、私が日頃から指導していただいている鶴見歯科大学臨床教授の内田剛也先生が登壇されました。歯周病治療は最終補綴を行い口腔機能を回復しメインテナンスに移行します。その口腔機能回復治療についての総論的内容です。内田先生らしい、多くの臨床症例から解りやすい講演をしていただきました。
明日からの臨床に生かしていこうと思います。